2級造園

2級造園 第二次検定 記述問題対策【植栽・支柱・剪定の基本テンプレ】

2026年4月28日16分で読めます
2級造園 第二次検定 記述問題対策【植栽・支柱・剪定の基本テンプレ】
土木初心者

初心者

2級造園の第二次検定、専門記述は何を書けばいいの?
情報が少ないよね!でも2級は基本用語+短い箇条書きで十分。植栽・支柱・剪定のテンプレを用意したよ。
ビーバー監督

ビーバー監督

この記事の結論
  • 専門記述(穴埋め含む)が得点の6〜7割を占める
  • 2級は基本造園用語の暗記+短い箇条書きで十分対応できる
  • 穴埋め問題の取りこぼしゼロが合格の最短ルート

2級造園の第二次検定対策は情報がほぼ存在しないジャンルです。土木と違って参考書も限られ、「専門記述で何を書けばいいか分からない」のは2級造園受験者全員の悩みです。

ただし2級は1級より明確に易しく、基本的な造園用語の暗記+短い箇条書き で十分合格できます。

この記事では、2級造園に独学・1発合格した筆者が、2級造園に特化した専門記述の書き方とテンプレを公開します。

経験記述の書き方そのものは、こちらの記事を先に読んでください。 → 施工管理技士 経験記述の書き方【第二次検定 合格の7原則とNG例】


なお、書き上げた経験記述を独学のままプロにチェックしてもらいたい方は、独学サポート事務局の経験記述添削サービス(PR)という選択肢もあります。詳しくは記事の最後で紹介しています。

2級造園 第二次検定の出題構成 #

第二次検定の問題は、大きく分けて以下の2層構造です。

区分問題配点目安対策法
経験記述問題1(必須)約30〜40%事前に3テーマ準備+暗記
専門記述・穴埋め問題2〜(選択あり)約60〜70%本記事で解説

つまり得点の6〜7割は専門記述で決まります。経験記述だけ完璧にしても、専門記述が0点では絶対に合格できません。

ただし2級は、穴埋め・短答式・簡易な記述が中心で、1級ほどの長文論述は要求されません。

主な出題分野(造園特化):

  1. 植栽工(植付け・支柱・養生)
  2. 造園土工(客土・整地・排水)
  3. 修景施設工(園路・広場・石材工)
  4. 樹木の維持管理(剪定・施肥・病害虫防除)
  5. 安全管理(高所剪定・薬剤散布)

⚠️ 2級造園は「日常の造園作業(剪定・施肥)」が出題に絡むのが特徴。1級は「工事計画」中心、2級は「現場作業の知識」中心と覚えておくと対策が立てやすいです。


2級造園 専門記述の5原則 #

原則1〜2:穴埋めを確実に取り、箇条書きで答える #

2級造園の専門記述には穴埋め問題(語句記入式)が含まれます。これは知識さえあれば確実に得点できる「サービス問題」です。

  • 過去問5年分で穴埋めパターンを確認する
  • 「根回し」「水極め」「支柱」「客土」「剪定」など造園基本用語を漢字で書けるように練習する

長文の作文は不要です。箇条書き+短文 が部分点を拾いやすい形式です。

❌ NG例:

樹木の植付けにおいては、根鉢を傷めないよう丁寧に取り扱い、植穴を十分な大きさに掘削して植栽することが重要であり……

✅ OK例:

① 植穴は根鉢径の1.5倍以上で掘削 ② 植付け後は水極めで根鉢周囲に灌水 ③ 樹高に応じた支柱を設置

原則3〜4:数値・用語を正確に入れる #

2級は基本的な数値・規格で十分です。1級ほど細かい設計値は不要です。

  • 客土厚(高木:60cm以上、中低木:30cm以上)
  • 植穴の規格(根鉢径の1.5倍以上)
  • 剪定時期(落葉樹:休眠期、常緑樹:新芽前)

造園特有の用語を正確に使うことも重要です:

  • ❌「根っこを切る」→ ✅「根回し」
  • ❌「木を支える棒」→ ✅「支柱(添木支柱・八ツ掛け支柱)」
  • ❌「枝を切る」→ ✅「剪定(透かし剪定・刈込み剪定)」

原則5:解答欄を必ず埋める(白紙は0点) #

分からない問題でも「植物の特性」「養生」「基本作業」など近い論点を書けば部分点が入ります。


土木初心者

初心者

記述って暗記じゃ対応できない気がして苦手…
大丈夫、2級は頻出論点が絞れるんだ!テンプレと一緒に見ていこう。
ビーバー監督

ビーバー監督

分野別 頻出論点とテンプレ(2級レベル) #

① 植栽工・造園土工 #

植栽工の頻出論点: 植付け作業の手順、支柱の種類、養生(蒸散抑制・幹巻き)

テンプレ例(高木の植付け作業):

① 植穴:根鉢径の1.5倍以上、深さは根鉢厚+20cm ② 客土:腐植土と現場土を混合 ③ 植付け:根鉢上端を地表面と同じ高さに据える ④ 水極め:水を張りながら埋戻し ⑤ 支柱:H3m以上は八ツ掛け支柱で固定 ⑥ 養生:幹巻きで蒸散抑制と日焼け防止

造園土工の頻出論点: 客土の厚さ、排水対策、整地・芝生地の盛土

テンプレ例(植栽地盤の整備):

① 客土厚:高木60cm以上、中低木30cm以上、芝生20cm以上 ② 排水勾配:地表面に1〜2%の勾配を確保 ③ 締固め:植栽地は過度な締固めを避け、自然鎮圧を活用

② 修景施設工・維持管理 #

修景施設の頻出論点: 園路の舗装材、縁石・階段の施工

テンプレ例(園路の施工):

① 路盤:再生砕石RC-40を厚15cmで敷均し転圧 ② 表層:景観配慮で透水性インターロッキングブロックを採用 ③ 排水勾配:縦断1〜2%、横断1.5%以上を確保 ④ 縁石:天然石または擬石縁石をモルタル固定

維持管理の頻出論点(2級造園頻出): 剪定の時期と種類、施肥(元肥・追肥・寒肥)、病害虫防除

テンプレ例(樹木の剪定):

① 落葉樹:休眠期(11月〜3月)に強剪定 ② 常緑樹:新芽前(3〜4月)または梅雨明け後(7月)に剪定 ③ 透かし剪定:枯枝・徒長枝・絡み枝を中心に除去 ④ 刈込み剪定:生垣・玉物は2〜3回/年実施 ⑤ 切り口:枝の付け根で水平に切り、太い枝は癒合剤を塗布

③ 安全管理(造園特有) #

頻出論点: 高所剪定の墜落防止、農薬散布の安全管理

テンプレ例(高木剪定作業の安全対策):

① 高所作業車のアウトリガーを完全展張 ② 作業者はフルハーネス型墜落制止用器具を使用(2019年「安全帯」から名称変更) ③ 落下枝の飛散防止に下方を立入禁止区画(カラーコーン+バリケード) ④ 強風時(10分間平均風速10m/s以上)は作業中止 ⑤ 一般供用中は誘導員を配置


試験本番の時間配分と戦略 #

2級造園 第二次検定は約2時間です。配分の目安:

時間帯やること
開始〜5分全問題を一読し、選択問題の取捨選択
5〜45分経験記述(問題1)を一気に書く
45〜100分穴埋め+専門記述を分野ごとに
100〜120分見直し・誤字脱字・空欄ゼロ確認

経験記述に時間を使いすぎないことが重要です。45分以内で完了 させて、残り時間を専門記述に充ててください。

合否を分けるのは穴埋め問題の取りこぼしを最小化することです。過去問5年分の穴埋めパターンを暗記し、「根回し」「水極め」「客土」「剪定」「施肥」など基本用語を漢字で書けるように練習してください。

合格ラインは60%です。全問完璧を目指さず、確実に60点を超える戦略で臨むことが重要です。


よくある質問(FAQ) #

Q1. 2級と1級造園、第二次検定の難易度はどのくらい違いますか? #

2級は1級より明らかに易しいです。文字数が少なく、専門記述も基本論点が中心です。ただし造園特有の穴埋め問題(植物名・手法名)は独特のため、過去問演習が特に有効です。

Q2. 「庭師として働いている」だけでは経験記述が書けませんか? #

「剪定工事」「緑地管理工事」などの工事として実施した事例が必要です。個人宅の庭師業務ではなく、「工事として受発注のある造園工事」での経験を記述することが求められます。該当する工事がなければ受験前に確認が必要です。

Q3. 穴埋め問題の対策はどうすればいいですか? #

過去問5年分の穴埋め問題を繰り返し解くのが最速です。「根回し」「水極め」「客土」「ウォータースペース」など頻出用語を漢字で書けるように練習してください。当サイトの過去問チャレンジでも練習できます。


まとめ #

項目2級造園のポイント
配点比率専門記述(穴埋め含む)約60〜70% > 経験記述 約30〜40%
専門5分野植栽・造園土工・修景施設・樹木維持管理・安全
書き方の型箇条書き+基本数値+造園用語
必須対策穴埋め問題で取りこぼさない
必須キーワード「植栽工」「修景施設工」「造園工事業」
役職表現主任技術者補助・現場代理人補佐レベルでOK

2級造園の第二次検定は基本造園用語の暗記+穴埋め問題の確実得点で合格できます。情報が少ないジャンルですが、過去問5年分を完璧にすれば独学で十分対応可能 です。

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ビーバー監督

1級土木・造園施工管理技士

造園作業員として働きながら独学で2級・1級造園施工管理技士を取得。その後、1級土木施工管理技士も独学で合格。 現在は現役の土木職員として働きながら、資格取得を目指す方に役立つ情報を発信しています。

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