2級造園

2級造園 第二次検定 記述問題対策【R6から経験記述は廃止・現行形式の基本テンプレ】

2026年4月28日16分で読めます
2級造園 第二次検定 記述問題対策【R6から経験記述は廃止・現行形式の基本テンプレ】
土木初心者

初心者

2級造園の第二次検定、専門記述は何を書けばいいの?
情報が少ないよね!でも2級は基本用語+短い箇条書きで十分。植栽・支柱・剪定のテンプレを用意したよ。
ビーバー監督

ビーバー監督

この記事の結論
  • R6から経験記述は出題されず、全問必須の技術記述に変わった
  • 2級は基本造園用語の暗記+短い箇条書きで十分対応できる
  • 穴埋め・短答の取りこぼしゼロが合格の最短ルート

2級造園の第二次検定対策は情報がほぼ存在しないジャンルです。土木と違って参考書も限られ、「何を書けばいいか分からない」のは2級造園受験者全員の悩みです。

そしてその情報の少なさゆえに、古い形式のまま書かれた情報が今も出回っています。

【最重要】経験記述はもう出題されません

令和5年度(R5)までは経験記述(あなたが経験した造園工事)が問題1でしたが、令和6年度(R6)から全問必須の構成に変わり、経験記述は出題されていません(R6・R7の公式試験問題で確認済み)。

工事概要や自分の立場を暗記する準備は不要です。 その時間はそのまま技術記述に回してください。

2級は1級より明確に易しく、基本的な造園用語の暗記+短い箇条書き で十分合格できます。この記事では、2級造園に独学・1発合格した筆者が、現行形式(R6・R7)に合わせた書き方とテンプレを公開します。

2級造園 第二次検定の出題構成【R7実績】 #

R7は問題1・問題2がどちらも必須問題でした。選択問題はありません。

問題出題内容
問題1施工管理(高木植栽・支柱・施肥・高木移植・地被類植栽・工程管理)
問題2安全管理(ツールボックスミーティング・バックホウ・移動式クレーン・草刈り機)

出典:2級造園 R7 過去問ページ(問題用紙PDFを無料公開しています)

問題は工事数量表と工事に係る条件を読み取って答える形式で、穴埋め・短答・簡易な記述が中心。1級ほどの長文論述は要求されません。

主な出題分野(造園特化):

  1. 植栽工(植付け・支柱・養生)
  2. 造園土工(客土・整地・排水)
  3. 修景施設工(園路・広場・石材工)
  4. 樹木の維持管理(剪定・施肥・病害虫防除)
  5. 安全管理(高所剪定・薬剤散布)

⚠️ 2級造園は「日常の造園作業(剪定・施肥)」が出題に絡むのが特徴。1級は「工事計画」中心、2級は「現場作業の知識」中心と覚えておくと対策が立てやすいです。


2級造園 専門記述の5原則 #

原則1〜2:穴埋めを確実に取り、箇条書きで答える #

2級造園の専門記述には穴埋め問題(語句記入式)が含まれます。これは知識さえあれば確実に得点できる「サービス問題」です。

  • 過去問5年分で穴埋めパターンを確認する
  • 「根回し」「水極め」「支柱」「客土」「剪定」など造園基本用語を漢字で書けるように練習する

長文の作文は不要です。箇条書き+短文 が部分点を拾いやすい形式です。

❌ NG例:

樹木の植付けにおいては、根鉢を傷めないよう丁寧に取り扱い、植穴を十分な大きさに掘削して植栽することが重要であり……

✅ OK例:

① 植穴は根鉢径の1.5倍以上で掘削 ② 植付け後は水極めで根鉢周囲に灌水 ③ 樹高に応じた支柱を設置

原則3〜4:数値・用語を正確に入れる #

2級は基本的な数値・規格で十分です。1級ほど細かい設計値は不要です。

  • 客土厚(高木:60cm以上、中低木:30cm以上)
  • 植穴の規格(根鉢径の1.5倍以上)
  • 剪定時期(落葉樹:休眠期、常緑樹:新芽前)

造園特有の用語を正確に使うことも重要です:

  • ❌「根っこを切る」→ ✅「根回し」
  • ❌「木を支える棒」→ ✅「支柱(添木支柱・八ツ掛け支柱)」
  • ❌「枝を切る」→ ✅「剪定(透かし剪定・刈込み剪定)」

原則5:解答欄を必ず埋める(白紙は0点) #

分からない問題でも「植物の特性」「養生」「基本作業」など近い論点を書けば部分点が入ります。


土木初心者

初心者

記述って暗記じゃ対応できない気がして苦手…
大丈夫、2級は頻出論点が絞れるんだ!テンプレと一緒に見ていこう。
ビーバー監督

ビーバー監督

分野別 頻出論点とテンプレ(2級レベル) #

① 植栽工・造園土工 #

植栽工の頻出論点: 植付け作業の手順、支柱の種類、養生(蒸散抑制・幹巻き)

テンプレ例(高木の植付け作業):

① 植穴:根鉢径の1.5倍以上、深さは根鉢厚+20cm ② 客土:腐植土と現場土を混合 ③ 植付け:根鉢上端を地表面と同じ高さに据える ④ 水極め:水を張りながら埋戻し ⑤ 支柱:H3m以上は八ツ掛け支柱で固定 ⑥ 養生:幹巻きで蒸散抑制と日焼け防止

造園土工の頻出論点: 客土の厚さ、排水対策、整地・芝生地の盛土

テンプレ例(植栽地盤の整備):

① 客土厚:高木60cm以上、中低木30cm以上、芝生20cm以上 ② 排水勾配:地表面に1〜2%の勾配を確保 ③ 締固め:植栽地は過度な締固めを避け、自然鎮圧を活用

② 修景施設工・維持管理 #

修景施設の頻出論点: 園路の舗装材、縁石・階段の施工

テンプレ例(園路の施工):

① 路盤:再生砕石RC-40を厚15cmで敷均し転圧 ② 表層:景観配慮で透水性インターロッキングブロックを採用 ③ 排水勾配:縦断1〜2%、横断1.5%以上を確保 ④ 縁石:天然石または擬石縁石をモルタル固定

維持管理の頻出論点(2級造園頻出): 剪定の時期と種類、施肥(元肥・追肥・寒肥)、病害虫防除

テンプレ例(樹木の剪定):

① 落葉樹:休眠期(11月〜3月)に強剪定 ② 常緑樹:新芽前(3〜4月)または梅雨明け後(7月)に剪定 ③ 透かし剪定:枯枝・徒長枝・絡み枝を中心に除去 ④ 刈込み剪定:生垣・玉物は2〜3回/年実施 ⑤ 切り口:枝の付け根で水平に切り、太い枝は癒合剤を塗布

③ 安全管理(造園特有) #

頻出論点: 高所剪定の墜落防止、農薬散布の安全管理

テンプレ例(高木剪定作業の安全対策):

① 高所作業車のアウトリガーを完全展張 ② 作業者はフルハーネス型墜落制止用器具を使用(2019年「安全帯」から名称変更) ③ 落下枝の飛散防止に下方を立入禁止区画(カラーコーン+バリケード) ④ 強風時(10分間平均風速10m/s以上)は作業中止 ⑤ 一般供用中は誘導員を配置


試験本番の時間配分と戦略 #

2級造園 第二次検定は約2時間です。配分の目安:

時間帯やること
開始〜5分問題1・2の全体を一読し、工事数量表の内容を把握
5〜60分問題1(施工管理)——数量表の読み取りに時間がかかるので先に
60〜100分問題2(安全管理)を記述
100〜120分見直し・誤字脱字・空欄ゼロ確認

どちらも必須なので、選ぶ余地はありません。詰まった設問は飛ばして、確実に書ける設問から埋めるのが鉄則です。

合否を分けるのは穴埋め問題の取りこぼしを最小化することです。過去問5年分の穴埋めパターンを暗記し、「根回し」「水極め」「客土」「剪定」「施肥」など基本用語を漢字で書けるように練習してください。

合格ラインは60%です。全問完璧を目指さず、確実に60点を超える戦略で臨むことが重要です。


よくある質問(FAQ) #

Q1. 2級と1級造園、第二次検定の難易度はどのくらい違いますか? #

2級は1級より明らかに易しいです。文字数が少なく、専門記述も基本論点が中心です。ただし造園特有の穴埋め問題(植物名・手法名)は独特のため、過去問演習が特に有効です。

Q2. 「庭師として働いている」ですが、経験記述の準備は必要ですか? #

二次の試験対策としては不要です。 R6から経験記述は出題されていません。ただし受験申込みの実務経験証明は別の話で、こちらは「工事として受発注のある造園工事」の経験が必要です。要件は2級造園 受験申込み完全ガイドで確認してください。

Q3. 穴埋め問題の対策はどうすればいいですか? #

過去問5年分の穴埋め問題を繰り返し解くのが最速です。「根回し」「水極め」「客土」「ウォータースペース」など頻出用語を漢字で書けるように練習してください。当サイトの過去問チャレンジでも練習できます。


まとめ #

項目2級造園のポイント
出題形式(R6・R7)全問必須。経験記述は出題されない
R7の構成問題1 施工管理/問題2 安全管理
専門5分野植栽・造園土工・修景施設・樹木維持管理・安全
書き方の型箇条書き+基本数値+造園用語
必須対策穴埋め問題で取りこぼさない
必須キーワード「植栽工」「修景施設工」「造園工事業」

2級造園の第二次検定は基本造園用語の暗記+穴埋め問題の確実得点で合格できます。情報が少ないジャンルですが、過去問5年分を完璧にすれば独学で十分対応可能 です。

添削サービスを検討している方へ

経験記述の添削サービスは各社にありますが、造園の二次はR6から経験記述が出題されていません。造園で添削を利用する場合は、申し込む前に「現行の技術記述(工事数量表の問題)に対応しているか」を必ず提供元に確認してください。

造園スクール全体の比較は → 造園施工管理技士 おすすめ通信講座・スクール比較

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ビーバー監督

1級土木・造園施工管理技士

造園作業員として働きながら独学で2級・1級造園施工管理技士を取得。その後、1級土木施工管理技士も独学で合格。 現在は現役の土木職員として働きながら、資格取得を目指す方に役立つ情報を発信しています。

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